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《話題のパン職人/加生亮(かしょう あきら)さん》移動型パン屋を営む『NEVL』の加生亮さんの思いを聞いた

健軍エリアで、おいしいあんぱんを出すお店として好評を博した『NEVL』。本誌でも何度か取り上げてきたが、2019年から“移動型パン屋”という新たな挑戦を始めたらしい。彼には信念とスタイルがあり、生み出すパンにも個性が光る。パンとともに暮らす、職人の姿を追った。

  • 情報掲載日:2020.03.06
  • ※最新の情報とは異なる場合があります。ご了承ください。

店舗を持たず、まだ見ぬ場所へ。
西へ東へ駆け回るパン職人

【加生亮さん】45歳
1975年1月11日生、人吉市出身。大学生の時に始めたパン屋でのバイトからこの世界に。パンを生成する空き時間に、ギターをひいたりカリグラフィーを楽しんだりしてるそう

 とある日、とあるカフェ。次々と顔を出す客。「お久しぶりです」「いつもありがとうございます」と挨拶を交わし、客は満足気に店を後にする。パンを持ち帰る人の笑顔はもちろん、パンを売る一人の男性の笑顔が印象的だ。
 彼は移動型パン屋を営む『NEVL』の加生さん。県内のパン屋で修業後、健軍神社前に店舗を構えファンを多く持つパン屋だったが、「もっと自由になりたい。変化を持ちたい」という理由で店舗販売を一旦辞め、2019年よりカレー屋やカフェなどで“間借り”するスタイルをスタート。難しいと思われがちの形態だが、驚きと嬉しい発見の連続だったという。「店を構えてお客さんを待っていた時と違い、出会いの量と幅が段違いなんです。何よりいろんな世界を知ることが出来るという経験が、自分にとって今一番楽しいんだと思います」。

「少量づつ製造するパンたちは、精製から生成から発酵、焼までがパズルみたいな段取りで面白い」と加生さん
「少量づつ製造するパンたちは、精製から生成から発酵、焼までがパズルみたいな段取りで面白い」と加生さん

 加生さんの作るパンは、他のパンとは一線を画す。材料や工程にこだわりがちなパン業界ではあるが、「最小限の機材でどれだけやれるか」というところからスタートし「熊本にはない、誰とも被らないパンを作りたかった」という思いから出来たのが、プレッツエル生地のパン。茶色のツヤを纏ったぴかぴかのパンの中でも、創業当時からある“健軍あんぱん”は、味も人気もお店随一の存在。プレッツエルの生地の中には、あんこの他にクリームチーズがたっぷりと入っており、頂上に施された大粒の岩塩が甘み・酸味をうまくまとめ上げ、一度食べれば忘れられない一品だ。また、店名「NEVL」の由来ともなった、思わず指を“ねぶる”(熊本弁で「舐める」)であろう甘いクリームが乗った“シナモンロール”や“ピーカンスティッキーバンズ”などもここならでは。

取材日は、熊本駅近くのカフェ『licht』にて販売
取材日は、熊本駅近くのカフェ『licht』にて販売

 今後の抱負を聞いたところ、「楽しく生きていきたい」とさらっと言ってのける、なんとも気持ちのいい人だった。

アパートの一室に工房を構え、パンと向き合る日々を送る
アパートの一室に工房を構え、パンと向き合る日々を送る

Information

NEVL(ネブル)
電話番号
なし ※問い合わせと出店情報は、instagram「@nevl_press」をチェック
備考
【3月の出店情報】
●3/2(月)Y's GARDEN 
●3/8(日)キッズフェスタin八代 
●3/11(水)HAPPY PARK 
●3/20(金)浦川さん家マルシェ 
●3/28(土)YARDマルシェ

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