語学+エンジニア。2つのスキルが私の武器です

「台湾では〝お疲れ様=シンクゥラ〟という言葉を教えてもらって挨拶したり、タクシー代を交渉したりしました(笑)。いろんな国の人と交流できるのが楽しいです」。
フジワーク合志事業場・技術サービス課 川下 夏子さん(26歳)は、半導体メーカーの機械設置業務のため、1~2ヶ月毎に海外で働いている。入社後、最初の客先は台湾だった。「自分が設置を担当した装置に電源が無事に入り動き始めた姿を見ると、『可愛いな』って思いました」。新米エンジニアとしての初々しい笑顔が印象的だ。


佐賀県出身、福岡の大学でドイツ語を専攻後に大阪での空港業務、ワーキングホリデーを利用したカナダ留学を経て、2019年2月にフジワークへ入社した。
「人生最大のチャレンジは、仕事(前職)を辞めてのカナダ留学。海外に行くこと自体が初めてで、ビザや飛行機のチケット、ルームシェアの手配も全部自分で準備して行きました。カナダは移民が多くて、世界のいろんな国の人と触れ合えました」。
そして帰国後、「語学を活かせる仕事を」と新たな就職先を探す中で出会ったのがフジワークだった。

「フジワークのホームページで、アメリカの“自由の女神”の前に立つ女性の写真を見て、『海外に仕事で行けるんだ!』と思ったんです。留学したことで語学は身に着けましたが、それだけでは難しいとも思っていました。そんな中で、もう一つエンジニアとしてのスキルを持てることも大きかったです」と話す川下さん。熊本で暮らすことは初めてだったが、「住めば都!」と実家もある九州に戻ることにした。

エンジニアとしては新米でも、「その日のノルマや手順書に目を通して、最低限の準備はします」と仕事の取り組み方は、さすが社会人経験者。またこれから向かう海外の派遣先では通訳として、既に大きな期待もかけられている。「半導体製造という今までとは全く違うフィールドで不安はあったけれど、先輩に相談すると『「男性に負けない!」という気持ちは不要で、チームの皆には頼ってもいい。女性らしい細やかさや語学力を活かせばいい』と言ってもらい安心できました」。
次のチャレンジの予定地は、アメリカ・アリゾナ州だ。「プレッシャーもあるけれど、ワクワクしています。早く現地の人たちと触れ合いたいです!」。
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