キャンプ場の管理人は、熊本地震まで阿蘇大橋のたもとで営業していた『まるでん』のオーナー。もちろん昼間なら、あか牛の絶品カレーやドリップコーヒーがいただけるのも魅力。
南阿蘇ののどかな風景を満喫。くぬぎの森の中にひっそりとたたずむキャンプ場はファミリーにも人気!

梅雨は明けていると予想していた7/20、台風5号は長崎を北上していた
一週間前から天気予報とにらめっこしてきた。晴れマークなどしばらく見てないし、台風5号が発生。さすがに中止かと思ったけど、当日の朝は昨夜の雨が一旦止んで南阿蘇の空はやや明るい曇り空。いつ降り出しても不思議じゃないがSNSを見て誰が来るかわからない以上、現地へ向かうしかない。「今日の天候はキャンプにおすすめできないです」と、キャンプ場のスタッフ。結果、飛び込みのゲストや他のキャンパーはゼロ。夜中に現れたのはいつものメンバーと、参加宣言をしていた地元のベーカリー『パンダイゴ』さんが閉店後に登場。夕方近くから降り出した雨は次第に雨音を増し、我々は管理人さんの許可を得て炊事棟の屋根の下で一夜を過ごした。






Information
久木野キャンプ場
- 住所
- 阿蘇郡南阿蘇村大字河陰5-107
- 電話番号
- 0967-65-8321
- 営業時間
- IN13:00〜/OUT〜12:00(消灯時間22:00)
- 料金
- 入場料:1人500円(1泊)※未就学児1人300円、追加泊1人200円
デイキャンプ:1人300円(10時~17時)
持込テント一張り:1名用500円、2名用以上1,000円
持込みタープ一張り:500円
地元・久木野のパンダイゴさんが、天然酵母のパンを抱えてやってきた!

炊事棟の屋根に叩きつける雨脚が強くなった時間帯に現れたダイゴさん。見れば、たくさんの焼きたてパンを両手に抱えてのカッコイイ登場。「キャンプへ行こう」と書かれた包装紙の中のスペシャルパンはダイゴさんの優しさに包まれていた。



小腹がすきはじめる深夜に現れた、フルーツサンドの誘惑に負ける

今回、ダイゴさんが差し入れてくれた食パンは、少し遅れてやってきた北川シェフのリクエストだったらしい。今回はスイーツでもデザートでもなく、特別なフルーツサンド。そこにいた皆は子どものような笑顔で、出来上がるそばからぺろりとたいらげていくのだった。



一人一品料理がタンクマキャンプの掟
タンクマキャンプは、施設使用料以外の参加費は無料で、自分の飲み物+一人一品料理(現地で作っても持ち込みでも自由)が基本。今回は参加者の料理を一部だけ紹介します。

