

各温泉地に残る、昔なつかしい町湯。
地元の人たちが愛する湯に浸かり、時には交流を深める。
心まであたたまる、ノスタルジックな場所へ。
今回ご紹介する2件
●熊入温泉センター(くまいりおんせん)
●タオ珈琲
「変わらない」ありがたさ。
昭和レトロな空気が漂う

まるで昭和にタイムスリップしてきたかのような雰囲気。だが、その歴史はもっと古く、700年以上も前から湧き続け今日まで守られてきた。「昔は家族でよく来よったったい」と話すのは御年79歳のご老輩。通い続けて半世紀以上、今でも毎日同じ時間に入りに来て、仲間とのお喋りを1時間以上楽しむこともあるのだとか。源泉掛け流しの湯は無色透明で柔らかく、身体の芯から温めてくれる。券売機、中央にある番台、イス式ドライヤーなどは昔から同じ。趣ある、何度でもまた来たくなる情景がそこには広がっている。
地元民に愛され続けて700年




Information
熊入温泉センター(くまいりおんせん)
- 住所
- 山鹿市熊入町72
- 電話番号
- 0968-44-5810
- 営業時間
- 6:00~22:30
(家族湯は13:00~21:30) - 休み
- 第1・3水曜
- 料金
- 【大浴場】大人250円、3歳~中学生150円、3歳未満無料
【家族湯】800円(60分)~ - 駐車場
- 約40台
- 備考
- 【設備】内湯、家族湯、休憩所、カラオケ
【泉質】アルカリ性単純温泉
【効能】神経痛、皮膚病など
【備品】シャンプー○(80円)/石鹸orボディソープ○(80円~)/タオル○(200円)/ドライヤー○
そこから歩いて10分のところにあるのが『タオ珈琲』。アジアをモチーフにした落ち着いた空間だ。店内のアンティーク家具は馬車をリメイクして作られたものだそうでレトロな雰囲気が漂う。湯上がりにはここの自家製パイとコーヒーのセットをいただきながらゆっくりと流れる時間を過ごすのがいい。カップに浮かんだ一粒のコーヒー豆がほろ苦い香りをさらに引き立たせ、最高の贅沢を教えてくれるのだ。

まるで時が止まったかのような感覚に




Information
タオ珈琲
- 住所
- 山鹿市山鹿1465
- 電話番号
- 0968-44-8558
- 営業時間
- 10:00~23:00
(金・土曜は~24:00、日曜は~21:00) - 休み
- なし
- 席数
- 26席
- 駐車場
- 2台
- リンク
-
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