
美しい自然と先人が築いた歴史。過去と現在が共存する和水町
金栗四三で盛り上がりを見せた和水町へ、いざ出発! 毎度おなじみのタンクマカーへ乗り込み、市内から真っ直ぐ3号線を通って山鹿方面へ。和仁山鹿線を抜け、途中で目に入る”八つの神様巡り”の看板を横目に山道をどんどん進んでいくこと約1時間半。最初の目的地『花の香酒造』に到着。昨年2月にリニューアルしたモダンなギャラリーを見学へ。大吟醸の意味も学べて次に向かったのは、そこから車で2分ほどのところにある『田中城ミニミュージアム』。旧春富小学校の校舎内にあるので、ひょっとしたら見逃してしまうかも……。ランチは菊水インター近くにある『かき道楽 菊水インター店』で炭焼きの殻付牡蠣や活貝類を堪能したら、『菊水ロマン館』でお土産を購入。自然溢れる和水町でのんびりした時間を過ごした一日だった。

【01:SPOT】花の香酒造 花回廊

100年以上の伝統を誇る老舗酒造がリニューアル
100年以上の歴史を守り続ける『花の香酒造』が2019年2月に大幅リニューアル。歴史ある『花の香』の雰囲気は残しつつ、モダンでスタイリッシュなギャラリーが完成。海外観光客からも人気で、日本酒文化に触れるために毎日多くの人が訪れるのだとか。一般的に精米歩合が50%以下だと大吟醸酒と言われているが“花の香 桜花弐捨”はなんと20%。値が低くなればなるほど高価なお酒ということは20%ってどれだけ高価なの! とか思っていたらこちらではなんと純米大吟醸のテイスティングを楽しむことも出来る。約5種類の中から3杯選べて1,000円。日本酒好きにはたまらない。




Information
花の香(はなのか)酒造 花回廊(はなかいろう)
- 住所
- 玉名郡和水町西吉地2226-2
- 電話番号
- 0968-34-3333
- 営業時間
- 10:00~17:00
- 休み
- なし(年末年始は1/1)
- 席数
- 25席
- 駐車場
- 17台
- 備考
- カード利用:可
【02:SPOT】田中城ミニミュージアム

ガイダンス施設で教科書には載らない歴史を学ぼう
戦国時代に現在の和水町周辺を治めた和仁氏について学べるガイダンス施設。和仁氏が城主の田中城は1587年に起きた肥後国衆一揆の最後の激戦地。約40日間の籠城後、秀吉軍に敗れる。城攻めから落城までの田中城の様子をプロジェクションマッピングとガイダンスで楽しく学べる。少しマニアックだが、学んだ後は実際に田中城を見に行ってみよう。



Information
田中城ミニミュージアム
- 住所
- 玉名郡和水町和仁781(旧春富小学校)
- 電話番号
- 0968-34-3047(和水町社会教育課)
- 営業時間
- 10:00~16:00
- 休み
- 火曜(年末年始は12/26~1/4)
- 料金
- 入館無料
- 駐車場
- 約20台
【03:Gourmet】

牡蠣の季節がやってきた! 菊水インター店でたっぷり堪能
牡蠣好きの私にとって待ちに待った季節がやってきた。メニューなど一部リニューアルした『かき道楽 菊水インター店』で炭焼きの殻付牡蠣を堪能! 店内水槽の海水も生産地から運搬しているらしく、まさに“産地直送”が味わえる。ぷりぷりの牡蠣やカラフルなひおうぎ貝など調味料をかけなくても海水の塩気が効いていて、思わず頬が緩んでしまう。灰や煙が気になる人はレンタルジャケットを着てね。


Information
かき道楽 菊水インター店
- 住所
- 玉名郡和水町前原201-1
- 電話番号
- 0968-57-8668
- 営業時間
- 12:00~22:00(オーダーストップ21:00、金曜のみ17:00~)
- 休み
- 火曜、木曜(年末年始は12/31~1/2)
- 席数
- 約80席
- 料金
- チャージ料200円
- 駐車場
- 30台
- 備考
- カード利用:不可
★和水町のお土産
郷土愛溢れる、思いの詰まったお土産
◆お問合せ:菊水ロマン館 TEL.0968-86-3100



いいね!イベント
日本マラソンの父『金栗四三ミュージアム』


ここでは”韋駄天登校”をしていた幼少時代から、オリンピックまでの道のりと挑戦、引退後の箱根駅伝創設といった功績まで、貴重な展示やエピソードを大画面映像などで紹介。金栗足袋をモチーフにしたソファや、”走る四三”との記念撮影が楽しめるスペースも。2020年1月13日(月・祝)の閉館を迎える前に見に行こう!
Information
金栗四三ミュージアム
- 住所
- 玉名郡和水町大田黒623-1
- 電話番号
- 0968-34-4300
- 営業時間
- 9:00〜17:00
- 休み
- なし
- 料金
- 大人600円、小・中学生300円
- 駐車場
- 70台
- 備考
- カード利用:不可