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映像監督・江口カン スペシャルインタビュー

~11/2(金)まで、映画『ガチ星』を「Denkikan」で公開中

  • 情報掲載日:2018.10.30
  • ※最新の情報とは異なる場合があります。ご了承ください。

戦力外通知を受けたアラフォーのプロ野球選手。ヤケになって自堕落な生活を送り、妻子にも去られてしまった彼は、一念発起して競輪選手を目指し始めるが……。競輪発祥の地・北九州の小倉を舞台にした映画『ガチ星』。これが商業映画のデビュー作となった江口カン監督が劇場上映での舞台挨拶のために来熊。自身の心の内も反映させたという監督が、本作に込めた思いを語ってくれた。

チャレンジに年齢制限なし!
監督の熱い思いが全編に

――この映画を製作することになったきっかけについて教えてください。

テレビで見た競輪学校のドキュメンタリーに、20代半ばでホークスを解雇され、第二の人生を競輪学校で送る人が出ていたんです。周りは10代の子ばかりで、すごく苦しそうだった。その姿が僕の心に無性に刺さったんです。「何かをやりたいけど、年齢的に遅いかも」という僕の中の焦りとシンクロしたんです。それで、彼をモデルにした映画を作ろうと企画を出したんですが、原作がないし、競輪そのものがテーマや舞台として親近感がない。なかなか相手にされなかったけど、それで逆に燃えたんです。そこで、周囲の人たちの提案でテレビドラマとして形にしたら評判がよかったので、劇場でかけることにしました。

――実際の製作現場で印象に残ったことは?

レースのシーンでは、役者さん以外は現役選手が走ってくれたんですが、こちらが考えていた試合運びを「こうした方がいいんじゃないか?」と、寄ってたかって現場でどんどん変えていくんです(笑)。でも、おかげでリアルになったと思います。

――本作のあと、すでに2本の映画を撮られたそうですが?

一本は『めんたいぴりり』という、明太子の「ふくや」さんの話をベースにしたものです。もう一本は漫画を原作にした『ザ・ファブル』で、V6の岡田准一さんが主演です。

――読者へのメッセージをお願いします。

男性も女性も、「年だから」みたいなことを周りから言われるけど、実は自分でもそういう壁を作ってるんじゃないか?「人間はいくつになってもチャレンジできる」という思いを込めましたが、それをエンタメにしたかった。最近の韓国映画のように、強いテーマ性がありながら、ちゃんとエンタメになっている作品が理想ですから。人生のひどい沼みたいなところでもがく主人公の姿は、シリアス過ぎてつらいかも知れない。でも僕はそれをむしろコミカルだと思って、ある意味コメディとして撮りました。自分で作ったものだけど感動できたし、すごく面白かった。皆さんにも楽しんでいただきたいと思います。

Profile
福岡生まれ。映画やドラマ、CMなどエンターテインメント性の高い作品の演出を数多く手がける。世界で最も重要な広告賞として知られるカンヌ国際広告祭で3年連続受賞など、海外での評価も高い。主な作品に、ドラマ「めんたいぴりり」「めんたいぴりり2」、東京五輪招致PR映像「Tomorrow begins」、860万ビューを超えMBL公式サイトでも盛り上がったWebムービー「TOYOTA G’s『Baseball Party』」、現在4500万回突破という行政観光PRとしては異例の過去最高再生となっている北九州市・下関市観光PRムービー「COME ON! 関門!」など。

劇場版 めんたいぴりり
辛子明太子の老舗として有名な福岡の「ふくや」の創業者・川原俊夫の生涯を描き、博多座での舞台にもなったテレビドラマの劇場版。主演は博多華丸と富田靖子。その他、主要キャストはすべて福岡県出身者。2019年1月公開予定。

ザ・ファブル
南勝久の同名コミックの映画化。伝説の殺し屋として裏社会で恐れられた男の生きざまを描く。岡田准一、木村文乃、山本美月、福士蒼汰、柳楽優弥、向井理、佐藤浩市、安田顕といった豪華キャストが出演。2019年に公開予定。

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