情熱が熱いうちに、やりたいと思ったときにやる

約1年半前に初ライブを行ってから、注目度が急上昇中の女性ボーカリスト“akari”さん。儚げで透き通った歌声が響けば、ライブ会場は一気に彼女の世界観に包まれる。
そんな魅力を持つ彼女が、音楽を始めるようになったのは、中学生の頃。元々ステージに立つことに憧れを持っていたakariさん。父親の影響もあり、自宅には常にギターが傍にあった。「一度Fコードで挫折したんですけど、ふと、」また引いてみようと思ったら意外と弾けて(笑)』。高校生の頃にはバンドを組み、さらに音楽の楽しみや奥深さを知る。次第に音楽への興味は強くなっていき、高校卒業後は語学と音楽留学を兼ねてフィリピン、ニューヨークへと渡る。 海外生活で多くの経験を積んだというakariさん。ニューヨーク時代は節約しながらレッスン代を捻出していたという。実力を上げ帰国後、ニューヨークで出会ったミュージシャンのつながりで、東京、大阪で初めてソロライブを行った。「MCで何を話したら良いかわからなかったし、めちゃくちゃ緊張しましたね」。言葉も通じない土地で音楽を学び、初めてのライブも見知らぬ土地で行った。

何事にも臆することなく行動する彼女の底知れぬエネルギーの根源には、一つの考えがある。「やっぱり、なんでも情熱があるうちに、やりたいと思ったときにやるのが一番だと思ってます。この前もギターが欲しくて、思い切ってライブ帰りに小倉で買っちゃいました(笑)」。今は、所属バンド“Shiki”のボーカルとして活動中。
今後は熊本を拠点に力をつけながら、県外での活動を精力的にしていく予定なのだとか。これからのライブシーンを盛り上げてくれるであろう、彼女の動向から目が離せない。
akariさんの作品
昨年の12月にリリースされたakariさんが所属するバンド“Shiki”の1stアルバム『Season』と、ニューヨークへ留学時代に作成したakariさんの1stDemo


akariさんと縁深いアーティストたち





