あなたの街のカッコイイ人にこだわりを聞いてみました

【PROFILE】
中央区河原町の美容室『l'ope'ra』のオーナー。マンツーマンのプライベートサロンで、その人にあったスタイルを提案してくれる
人と被るのは嫌なんです。現代にはない優れたデザインが魅力

ノスタルジックな空間が、訪れる人を魅了する繊維問屋街・河原町。ここで美容室を営むスグルさんは、自他共に認める大の乗り物好き。最初に興味が沸いたのはバイクに乗り始めてから。そこから徐々に乗り物愛が強くなっていき、車、自転車と広がっていく。今では車が3台、バイクを3台、自転車を1台保有しているほど。中でもレトロな雰囲気が漂うクラシックなものには目が無いという。「人と被るのが基本的に嫌なんです。古い時代のものなら被ることもあまり無いし、何よりデザインが自分の好みのものが多いですね」。現代には無い、年代ものならではの雰囲気や優れたデザインがスグルさんの興味をそそるのだとか。今保有している3台のうちの1台は、“フォルクスワーゲンタイプ181"で“thing(スイング)”と呼ばれる1973年代のもの。アメリカ車両で、日本未発売モデル。人と被ることが嫌なスグルさんにとって、ピッタリな一台だ。「10年くらい前から気になっていたんです。4ドアタイプで、オープンカー、空冷式って珍しいんです」。おだやかな口調で話してくれながらも、愛車への情熱は確かに感じるスグルさんの姿が印象的だ。今後の目標を尋ねると、「空冷式のポルシェが目標ですね(笑)」と、にこやかに応えてくれた。
珍しいフルフラットタイプ

店内に置かれたストーブ

スグルさんのギター

スグルさんの乗り物たち
