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KUMAMOTO・STYLE

【KUMAMOTO STYLE vol.25】大島直哉さん、スニーカーマニア・Sさん

熊本のカルチャーと共に育ったタンクマ。同じように洋服や音楽など様々なカルチャーに触れてきたカッコイイ人たちのルーツを探ります。

  • 情報掲載日:2020.03.12
  • ※最新の情報とは異なる場合があります。ご了承ください。

創立以来の不成績。
それでも〝好き〟を諦めなかった

大島直哉

菊池市出身・在住の39歳。普段はシルクプリント工場にて働きながら、“SPEED LUCK”というアーティスト名でローブローアートを描く。作品について詳しく知りたい人は、instagram「@speedluck」をチェック。webストアも展開中
菊池市出身・在住の39歳。普段はシルクプリント工場にて働きながら、“SPEED LUCK”というアーティスト名でローブローアートを描く。作品について詳しく知りたい人は、instagram「@speedluck」をチェック。webストアも展開中
【大島さんのアトリエ】大島さんの好きなものがギュッと詰まった空間で、作品を描く。「元々は車を入れるガレージの予定だったんですけど、こんな状態になってしまいました(笑)」
【大島さんのアトリエ】大島さんの好きなものがギュッと詰まった空間で、作品を描く。「元々は車を入れるガレージの予定だったんですけど、こんな状態になってしまいました(笑)」

〝ローブローアート〟というイラスト文化をご存知だろうか。1970年代後半のアメリカ西海岸と南海岸を起源に持つ、カスタムカルチャーから派生した画風だ。元々、絵を描くことが好きだった大島さんの小さい頃の夢は漫画家。高校卒業後は、より専門的な知識を学ぶ為『熊本デザイン専門学校』へ。「学校始まって以来の〝オールD〟判定を貰いまして……(笑)」。よもや留年!? という中で、卒業制作で何とか単位をゲット。それでも、あくまで〝特別に〟卒業という扱い。「卒業式には出られずに、校長室で卒業証書を受け取りました(笑)」。ローブローアートとより関わりが深くなったのは、学生時代に当時『REV UP』というセレクトショップに飾られていた〝ボン・フランコ〟の原画を見てから。「衝撃が走りました。生でみるとやっぱり迫力が違うなって」。そこからイラスト集や、ルーツを探る書籍を読んで、文化を追求。普段の仕事をしつつ、実際に描き出したのは約6年前。「子ども達の服に描いてみたら意外とイケるじゃん!! ってなりました(笑)」。その後は、鳥栖のセレクトショップ『JUNK TRAP』、天草の『FLAT TRACK』などが、イベント時に披露する機会も増やしてくれた影響もあり、認知度がどんどん上がっていった。「本当に多くの人に支えられて、今があります」。過去に劣等生と言われても〝好き〟を突き詰め、今では国内外から注目を集めるアーティストとなった大島さん。彼の作品は今後さらに注目を浴びそうだ。

【大島さんの作品たち】横浜で開催されたホットロッドカスタムショーにて展示販売された作品。サイズや内容にもよるが、ペイントだけでも丸一日は掛かるそう
【大島さんの作品たち】横浜で開催されたホットロッドカスタムショーにて展示販売された作品。サイズや内容にもよるが、ペイントだけでも丸一日は掛かるそう
【制作時に使用する塗料】“リキテックス”と呼ばれる塗料を使用。水性でありながら、乾けば落ちずに、鮮やかな発色も魅力的。価格もリーズナブルで、コストパフォーマンスも高いのだとか
【制作時に使用する塗料】“リキテックス”と呼ばれる塗料を使用。水性でありながら、乾けば落ちずに、鮮やかな発色も魅力的。価格もリーズナブルで、コストパフォーマンスも高いのだとか

いつか〝JORDAN〟シリーズで、
壁掛け時計を作るのが夢です

スニーカーマニア・S

上天草市出身、宇土市在住。仕事の都合上、顔出しと名前はNG。2児の父であり、最近では子ども達と一緒にカードゲームを楽しむことが至福の時間。写真は15年以上前に購入した、“AIR FORCE 1”にスネーク柄を落とし込んだ一足
上天草市出身、宇土市在住。仕事の都合上、顔出しと名前はNG。2児の父であり、最近では子ども達と一緒にカードゲームを楽しむことが至福の時間。写真は15年以上前に購入した、“AIR FORCE 1”にスネーク柄を落とし込んだ一足
【“AIR JORDAN 1”のOGライン】“JORDAN”シリーズでも特にお気に入りの“AIR JORDAN 1”。発売当時のカラーリングを復刻した、マニアにはたまらない一足だ
【“AIR JORDAN 1”のOGライン】“JORDAN”シリーズでも特にお気に入りの“AIR JORDAN 1”。発売当時のカラーリングを復刻した、マニアにはたまらない一足だ

 「スニーカーを飾る為に家を建てた人がいる」、そんな驚きの噂を聞きつけ宇土市へ。まず目に入るのは玄関の棚に並んだスニーカー。そしてリビングのテレビラックには、本来デッキが入るはずであろうスペースにディスプレイされたNIKE
〝JORDAN〟シリーズ。「1~12シリーズを全部集めて時計にするのが夢です(笑)」。そう答えてくれた通称〝S〟さんは、天草で生まれ育ち、中学生頃にスニーカーブームが到来した。「大矢野の『wing』という靴屋のお兄さんが履いていたスニーカーが格好良くて。いつか履いてみたいなぁと思ってました」。しかしインターネットも普及していない時代。さらに田舎だったということもあり、情報も購入方法も制限されていた。時代と共にスニーカーは、〝ブーム〟から〝キックスカルチャー〟へと昇華し、続々と新商品が世に出て行く。そのたびに心はくすぐられ、遂にその時が訪れる! 「5年程前にwebサイトでJORDAN ×supremeのコラボモデルが抽選で当たったんです。そこからですね(笑)」。特に購買意欲をそそられるのが〝JORDAN〟シリーズ。NIKE側も生産数を絞ったり、購入ルートを限定したりしているが、「買えないと思うと、余計に買いたくなるんですよね……。まんまとやり口にハマってます(笑)」。買う為の情報をリサーチして、買えるか買えないかの瀬戸際をゲーム感覚で楽しんでいるという〝S〟さん。スニーカーを片手に話す彼の表情は、天草時代の少年期そのものだ。

【“S”さんのスニーカーケア用品】“クレップ”の防水スプレーや“ジェイソンマーク”の洗浄水、100均で購入したシューキーパーにフレグランスなど、スニーカー好きには欠かせないアイテムたち
【“S”さんのスニーカーケア用品】“クレップ”の防水スプレーや“ジェイソンマーク”の洗浄水、100均で購入したシューキーパーにフレグランスなど、スニーカー好きには欠かせないアイテムたち
【思い入れの深い2足】【右】スニーカーを集め出すきっかけとなった“JORDAN5×supreme”のコラボモデル。ホワイトはsupreme限定カラーだ。【左】新しく手に入れたばかりの一足“JORDAN11”。マイケルジョーダンが電撃復帰をした際のモデルとあって、人気も高い
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【自宅の風景】リビングにはNIKEの空き箱が詰まれ、玄関棚にもたくさんのスニーカーがお出迎え。スニーカーが普段の生活に浸透していることがわかる
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