X4のリーダーを務める松下優也。その類いまれな歌唱力とダンス、ファッションも含めた世界観で、聴く人・見る人を魅了し続けてきた。3月にリリースするアルバムは、ソロとしては約6年ぶりとなる待望の新作だ。本作への想いを聞く。

回り回って、結局自分は自分でしかないんだなって
―アルバムのタイトル『BLACK NEVERLAND』に込めた想いは?
好きな色は黒で、好きな音楽はブラックミュージック。好きなものが何でも黒なんです。その「BLACK」と「NEVERLAND」は、僕の音楽を聴いてくれる人たちをいろんな世界に連れていける可能性がある。そして、自分が表現者としてやっていく中で、子ども心を忘れずに続けていきたいという意味も込めています。
―どんな作品になりましたか?
今自分がやりたい事と、カッコいいと思っている事を凝縮させました。ソロでは10周年になりますが、今までいろんな事をやってきた中で、回り回って結局自分は自分でしかないんだなというところに落ち着いて。だったら自分の頭の中にある世界観を、ちゃんと形にして伝えたいなと思いました。
―今後やっていきたい事は?
MVを全部自分でプロデュースしたいですね。今回は、MVの編集やアルバムのジャケ写、衣装なども全て関わらせてもらってますが、今後はそこに全く違うジャンルのアーティストの方を入れるとどうなるのかという化学反応を見てみたい。例えば、映像クリエイターやアートディレクターの方とコラボしてみたいです。
