メジャーデビューを果たした熊本・山鹿出身のアーティスト・立花綾香がミニアルバム『HELLO』をリリース。彼女が高校生の頃、本誌で一度取材をさせてもらっているが、より大きな舞台で活躍するシンガーにみごと成長を遂げ、鍵盤を操りながら伸びやかな歌声で観客を魅了するはずだ。彼女はどんなビジョンを描いているのか? 今の心境や作品への想いについて聞いた。

聴いてくださる方の生活に寄り添って背中を押すような曲を作っていきたい
メジャーデビューミニアルバム『HELLO』が11月にリリースされました。全曲で作詞作曲を手がけていらっしゃいますが、収録曲はどのようにセレクトしたのでしょうか?
M1『最初はハロー』とM2『Eyes』は以前からあった曲ですが、残りはすべて新曲です。「新しい立花綾香を出していきたい」と思い、新曲中心の構成にしました。
歌詞や曲はどのように作るのですか? また、どんな時に思いつきますか?
歌詞は、思いついたらケータイのメモに残していってます。バーッと書いていっているので、他の人が見たら何を書いているか絶対わからないと思います(笑)。曲に関しては、1フレーズがパッと降ってくることもあるし、曲作りの時間を設けて、じっくり作りこんでいくこともあります。でも降ってくることがほとんどですね。私の場合は詞先なので、詞に合うメロディーがパッと思い浮かぶというか。
この作品でいよいよメジャーデビューです。地元・熊本の反応も大きいんじゃないですか?
すごくありますね。友達とかからも「曲聴いたよ!」って言ってもらえて、うれしいですね。
メジャーという舞台に上がって、これからへの決意を聞かせてください。
これまで私はライブを中心に活動して成長できたと思うので、今まで作り上げてきたもの、積み上げてきたものを大切にしつつ、新しい立花綾香を常に見せていきながら進んでいけたらと思っています。聴いてくださる方の生活に寄り添って背中を押すような曲を作っていきたい。特に私と同世代の20代の方とかには特に共感してもらえるんじゃないかなと思います。
3月に開催される「HAPPY JACK 2020」への出演も決まっています。意気込みは?
地元・熊本でのライブということで気合いが入りますし、同時にとても楽しみです。熊本の多くの方に私のライブを観てもらいたいなと思っていますので、ぜひ遊びに来てください。

profile
熊本出身。鍵盤と声で成り立つアーティスト。2010年よりシンガーソングライターとしての活動を開始し、その年に熊本市のイメージソング『ときめいて・くまもと』を歌唱。2011年YAMAHA主催「The 5th Music Revolution」九州ファイナルにてグランプリ、ジャパンファイナルにて奨励賞を受賞。2019年3月にはBEA主催の福岡のフェス「F-X2019@Zepp FUKUOKA」に出演。2019年11月メジャーデビュー。
RELEASE
『HELLO』NOW ON SALE/2,200円

