彗星のごとくシーンに現れた女性シンガー・みゆな。最新曲『ユラレル』は吉岡里帆主演の映画「見えない目撃者」主題歌に抜擢、2019年の「FUJI ROCK FESTIVAL’19」にも出演を果たすなど、弱冠17歳とは思えない活躍ぶりだ。振り幅の広い楽曲、深層心理をえぐる歌詞など、音楽面も年齢を感じさせない完成度。これから更に飛躍するであろう彼女に迫った。

一本一本のライブを「これが最後」って気持ちで全力でやっていきたい
2ndミニアルバム『ユラレル』が9月にリリースされました。映画やアニメ主題歌も多く収録されている話題性の高い一枚になっていますね。収録曲は以前からあったもの?
今年はもちろん、中学生の頃に書いた曲もあるし、私のこれまでの曲からの選りすぐりですね。
映画「見えない目撃者」の主題歌にも抜擢された『ユラレル』はどのように?
この曲は書下ろしです。映画のテーマや世界観からインスピレーションを受けて、そこからイメージをふくらませて作っていきました。ちゃんと映画に合っているか最初は不安だったんですけど、周りからもよく合っているって言ってもらえるのでうれしいです。
現在17歳ということですが、そもそも音楽を始めたきっかけは?
歌うのは以前から好きだったんですけど、それは趣味という感じで。中学3年生の頃ギターを始めて、オリジナル曲を作り始めました。
曲づくりをする上で特に大切にしていることはありますか?
歌詞が独特だねと言われるので、そこは大切にしているのかなぁと思います。言葉は元々好きで。常識にとらわれず、いろんな表現をしていきたいと思っています。人よりも妄想するのが好きみたいで、妄想しているときにアイデアが浮かんだりするので、そういう時間も大切にしたいです。
デビュー前に、「FUJI ROCK FESTIVAL'19」にも出演しました。ステージから見た景色で印象に残っているのは?
カッパ! ・・・・・・一面の合羽ですね、天気が悪かったので(笑)。すごく貴重な経験をさせていただきました。
今後、どのようなアーティストを目指して生きますか?
「誰々っぽい」とか「あの人に似てる」とか言われたりすることもあって嬉しいんですけど、最終的には「みゆならしい」とか「みゆな」っていうジャンルが確立できたらいいですね。ライブの度にいまも緊張してるんですけど、一本一本のライブを「これが最後」っていう木本で全力でやっていきたいと思っています。

PLOFILE
現在17歳、宮崎県在住の女性シンガー。2018年の夏より地元のストリートや福岡・下北沢へのライブ遠征など音楽活動を本格的にスタートさせ、同年夏、急遽a-nation 長崎公演に出演を果たす。2019年2月にリリースした1stアルバム『眼』はタワーレコードがプッシュするタワレコメン2月度に決定し、2月18日付オリコン週間インディーズアルバムランキング10位を獲得。2019年の「FUJI ROCK FESTIVAL'19」にも出演するなど、今熱い注目を集めている。
RELEASE
『ユラレル』 NOW ON SALE/2,750円(CD+DVD)、1,980円(CD only)
