2019年4月に通算46枚目となるオリジナルアルバムを発売し、11月には熊本でライブも開催したT-SQUARE。サックスの伊東たけしが、アルバムとライブについて熱く語ってくれた。

崖っぷちまで行って弾ける何かを見せたい ― 伊東たけし(Sax, EWI&Fl)
アルバム『HORIZON』ですが、前作までとの違いは?
今回キーボードでPhilippe Saisseが(スペシャルサポートとして)入ったことで、新しい発見がたくさんありました。あと、L.A.レコーティングだったんですが、英語圏では日本だとあり得ないような低い音から高い音までのレンジの広さがある。音が豊かなんです。
ライブはどんな感じなのでしょうか?
もうギリギリでやってますよ(笑)。きれいな演奏をしていても、あんまり意味がないんです。日常ではあり得ないような何かとか、弾け加減にお客さんはお金を払う。そういうものがライブだし、感動するってそういうことだと思うから。
ライブにもやはり強い想いがあるんですね。
生身の人間が一生懸命音を支え合って演奏している姿が目の前にあって、音を聴く。僕らもみんなの前で演奏することでいい感じに曲やステージが出来上がっていって、その空間が一つになる。その一つになることが、僕にとって音楽で何より大切な事なんです。
◆RELEASE
